こんな疑問に、バイトから正社員まで1年で駆け上がった筆者がお答えします。
バイトから正社員になるって、まわりからはかんたんそうだと思われそうですが、実は意外と難しいんですよね。
内部事情を知っていればいるほど、敷居が高くなっていく気がして…。
でも、今までのあなたはがむしゃらに働いていただけで、正社員になるためのコツを抑えて働いていなかっただけかもしれません。
- 1クラス上の仕事をする
- 目標を作り、それを達成する
- 上司がいるときと、いないときのパフォーマンスの差をなくす
- 最大限のシフト貢献
- 努力の方向を間違えない
上記のことを実践してこれからバイトに望んでいただければ、正社員になるまでの道のりが「グッと」近づきます。
筆者は上記の5か条を意識して働いた結果、1年でバイトから正社員になりました。
それでは、これから詳しくお伝えしていきます。
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1ランク上の仕事をする
バイトと正社員では、仕事の境界線があります。
「バイトはここまでのレベルでできたらOK」や「バイトはこの仕事をやらなくていい」的なものです。
しかし、正社員になりたかった筆者はそんな境界線をぶち壊してやりました。
どんどん自分から正社員の仕事を覚え、1人で完了していったのです。
もちろん、正社員しか絶対扱ってはいけない仕事に関してはさわりませんでしたが、大概の仕事はやらせてくれるものです。
なぜかというと、正社員側も忙しいですし、バイトが育てばお店にも利益が生まれますし、何より上司が楽できますからね(笑)
- バイトから正社員を狙うなら、正社員の仕事を今から覚えてやり始める
- 正社員から役職を狙うなら、役職の仕事を今から覚えてやり始める
上記を意識すれば、自ずと今何をすべきかが見えてくると思います。
目標を設定し、それを達成する

何ごとにでも目標を立てることは、誰しもが知っている作業効率をUPさせる方法です。
目標を立てることは誰でもできますし、それを達成する人が絶対的な評価を得ます。
一般的に正社員は業績というものをつけていますが、それと同じです。
「この業績を達成したら評価が上がる=自分の給料が上がる」
バイトから正社員になる際でも、同じようなことが言えます。
「この目標を達成したら評価が上がる=バイトから正社員に近づく」
実際、筆者はそのときの上司といっしょに目標設定を行い、それが達成できたので、正社員に推薦してもらいました。
今思い返せば、この目標設定と達成がなかったら正社員になっていなかったかもしれません。
ちなみに、あなたは効果的な目標の立て方を知っていますか?
目標を立てる際は下記の5つの要素を考慮して作成すると、自己満な目標ではなく、誰がみても明確な目標ができるので、参考にしてください。
- 具体的に(Specific) 誰が見てもわかるような具体性を忘れない
- 測定可能である(Measurable) 達成か未達かを、自分だけではなくまわりも判断できるようにする
- 達成可能である(Achievable) 今の自分のレベルより、少し高いハードルを越えるイメージ。難しすぎても、かんたんすぎてもいけない
- 関連性(Related) 自分の成長だけではなく、企業の目標と関連しているか。自分と企業がWin-Winになるものが理想
- 時間制限(Time-bound) いつまでに達成するかを、日時をもって明確にする
5つの要素の頭文字をとると、スマート(SMART)になります。
SMARTな目標設定を心がけましょう。
上司がいるときと、いないときのパフォーマンスの差をなくす
よく、「上司がいるときだけがんばる」という人があなたのまわりにはいませんか?
そんな人は以下の2点において、絶対に損をしています。
- 上司不在のときの働きぶりを、上司はまわりに確認する
- まわりも、上司がいないときのあなたの働きぶりを見ているので、パフォーマンスに差があると、信頼をなくす
あなたの評価をするときに、上司は必ずまわりからの意見を伺います。
つまり、バイトから正社員になって、あなたがリーダーになったときにきちんと任せられるかを判断するんです。
さらに、保身として「まわりからの評価が悪いのに、なぜあの人を昇進させたんだ?」といういざこざを起こさないためにも、慎重になる人は多いでしょう。
そして、まわりからの信頼がなければ、その評価はそのまま上司に届くので、負の連鎖にはまります。
バイトでも、普段からパフォーマンスの差をなくしておけば、必ずあなたの評価は上がっていきます。
上司がいないからこそがんばり、まわりからの信頼も得つつ、「あなたの代わりはわたしができますよ」というアピールを普段からしておきましょう。
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最大限のシフト貢献

個々の能力は、企業にとっての重要な価値です。
しかし、バイトから正社員になるにあたって、その価値に匹敵するものがシフトへの貢献度。
実際、筆者はスケジュールを作成する側の人間になりましたが、いくら能力が高い人であっても、シフトに入ってくれなければ意味がありません。
その点、少しぐらい能力が低くても、とにかく出勤してくれる人のほうが助かる場面などたくさんありました。
主婦やダブルワーク、学生やフリーターなど、属性はさまざまだと思いますが、あなたが本当に正社員になりたいのであれば、最大限のシフト貢献は必ず武器になります。
努力の方向を間違えない
「正社員になりたい」と口では言いつつも、何も努力していない人が多いです。
- 新しい仕事を教えてもらう
- どうしたら効率よくタスクをこなせるか上司に尋ねる
- フィードバックをもらう
上記のようなことは当たり前のようで、おろそかになりがちです。
ちなみに、「わたしは努力してます!」とまわりにアピールするだけの人がいますが、本当にかっこ悪いのでやめましょう。
努力とは見えないところでコツコツと行うのが、上司へ伝わる秘訣です。
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余談|サービス残業について

一昔前までは、バイトから正社員になるためには、サービス残業なんて当たり前のような風潮がありました。
筆者もバイトから正社員になりたくて、サービス残業なんて気にしないほど働いていた時期があります。
しかし、現代を生きるバイトから正社員を狙うすべての人へ。
サービス残業は絶対にしない(させない)でください!
それが当たり前になり、過重労働から体調不良になります。
運良くそれで正社員になれたとしても、あなたはいくらでもサービス残業してくれる人というレッテルが貼られ、身体を壊すまで働かせられるだけです。
健康でなければ、バイトも正社員も関係なく、働けないですしね。
何度でも言います。
サービス残業は絶対にやめましょう!
まとめ|知らないと損をする正社員になるためのコツ
- 1クラス上の仕事をする
- 目標を作り、それを達成する
- 上司がいるときと、いないときのパフォーマンスの差をなくす
- 最大限のシフト貢献
- 努力の方向を間違えない
今回は上記の5か条を詳しく説明しました。
まとめの前に書きましたが、あなたはサービス残業をして身体を壊していませんか?
サービス残業をしないとバイトから正社員になれない企業は、間違いなくブラック企業です。
結果、正社員になれたとしても、社畜として壊れるまで働かせられるだけですよ。
もし、そんな企業に迷いを感じたのなら、下記の記事を読んでみてください。
きっと、あなたの悩みを解決する糸口になります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。