こんな疑問に答えます。
☑本記事の内容
- ブラック企業から洗脳されているとはどういうことかわかる
- ブラック企業の洗脳を回避する方法がわかる【4ステップです】
この記事を書いている僕は、13年間マクドナルドというブラック企業で働いている最中、洗脳に気づきマクドナルドから転職(内7年は社員)
120%マクドナルドに洗脳されていた僕が、ブラック企業からの洗脳を回避し、脱出できたので誰にでも実行可能な内容になっています。
というわけで今回は「ブラック企業からの洗脳を知り、回避する方法」をお伝えします。
まわりのみんなは文句を言いながらも働いているけど、自分は耐えられない…でもどうしたらいいかわからない…と不安な人は、ぜひ記事をご覧ください。
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ブラック企業からの洗脳とは?
大きく分けて、次の2点にポイントがしぼれます。
- 会社の常識が社会の常識だと教育してくる
- 新しい考え方は批判され、昭和のような考え方が正義だと思っている
会社の常識が社会の常識だと教育してくる
- 「残業は経費が圧迫されるから、残業代をつけるな」
- 「人手不足だから休憩なしね」
- 「上司がまだ仕事してるんだから、帰らないよね?」
あなたは、上記のようなことを言われたことがありませんか?
言われたあとに否定的な態度や返事をすると、「そんな社会の常識も知らないのか」などと、非難されます。
このような会社独自の非常識を、社会の常識と植え付けてくるんです。
あたかも自分達が正論を言っているように…
断じて正論ではありませんし、社会の常識ではありませんので、シカトしましょう。
- 残業代を支払わない→違法の可能性が非常に高い
- 休憩をもらえない→違法
- 上司が仕事しているから帰れない→戦後の日本の暗黙ルールなだけ
「シカトしたら、会社での居場所や出世に影響しそうで怖い」
こんな疑問も出てくると思います。
そんなときは上司に、「労働基準監督署に連絡しますよ」と伝えましょう。
実際に、僕もサービス残業が多く不満だったので、上司に「労働基準監督署に連絡していいですか?」と言ったところ、すぐにシフトの見直しが入りました(マクドナルドで社員だったとき)
無予告での労働基準監督署による監査に対応できる、いわゆるホワイト企業は、ブラック企業に対して圧倒的に少ないです。
そのため、社長や役職の高い人間ほど、労働基準監督署による監査を嫌います(不正がバレて最悪新聞の1面を飾る)
よって、労働基準監督署に入られると困るので、監査を阻止しようとするのです。
ブラック企業からの洗脳は、労働基準法を犯している可能性が高いため、最終手段として労働基準監督署に連絡しましょう。
新しい考え方は批判され、昭和のような考え方が正義だと思っている
- 「今こそ身体をはって、がんばろう」
- 「残業している人ほど仕事をしている」
- 「仕事が終わっていないのであれば帰るな」
あなたの会社のトップは、上記のようなことを会議や朝礼で声高々に言っていませんか?
このようなパターンも、ブラック企業からの洗脳レベルは高いです。
なぜかというと、会社のトップ(特に年配の方)は新しい考え方を批判し、昭和のような考え方が正しい&正義だと思っているから。
「現代の働き方はこうなんです!」と意見を言っても、「でも昔は〇〇で…」なんて返答されるのがオチです。
そういった意見を言う人は現代の考え方を吸収しようとしません。
僕もマクドナルドで働いていた頃、何度もオーナーに残業や休日出勤の件で意見を言いましたが、まったく聞く耳すら持ってくれませんでした。
今は昭和ではありません。
何度意見しても聞いてもらえないのであれば、あなたが消耗するだけなので、あきらめましょう。
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ブラック企業の洗脳を回避する方法

こんな人も多いと思うので、僕なりにブラック企業からの洗脳を回避する方法を載せておきます。
以下の項目を1から見つめ直してみると効果的です。
- あなたが抱いている疑問や不安を軽視しない
- 現代の働き方を知る
- 上司に相談してみる(いきなり相談はNG)
- 転職する
忘れてはいけないのは、仕事=辛くて我慢するものではありません。
辛くて消耗するだけの仕事を我慢してやって、何が残りますか?
1.あなたが抱いている疑問や不安を軽視しない
どんなささいなことでも構いません。
あなたが少しでもブラック企業から洗脳されているかもと思った場合、その疑問や不安を軽視しないでください。
なぜなら、ブラック企業から洗脳されていない人からしてみたら、働くことにあたって重大な問題であり、当たり前や常識ではないのです。
ブラック企業に洗脳されているAさん「今日もサービス残業2時間だった。Bさんは?」
ホワイト企業に勤務するBさん「サービス残業なんてしたことないよ。サービス残業したら逆に怒られるし」
上記のような会話のずれは、Aさんが典型的にブラック企業から洗脳されているパターンです。
実際に僕も残業当たり前・休日出勤(給与なし)・残業代なし、なんてことを友達に話したらドン引きされました。
結果、うつ病になりマクドナルドは退職。
繰り返しますが、ささいなことでもブラック企業からの洗脳を感じた場合、軽視しないようにしましょう。
2.現代の働き方を知る
少し厳しいことを言いますが、現代では情報弱者は損をします。
これは働き方でも同じで、知らないと損をすることだらけです。
ブラック企業の上司「Aさんにサービス残業頼んでも嫌がらないし、残業代も浮くからまた頼もう」
Aさん「サービス残業頼まれたけど、忙しいし人件費も厳しいからしょうがないよね」
Aさんはサービス残業は違法ということを知りません。
上記のようなことが社内で発生していたら、頼んでいる上司も悪いですが、サービス残業を頼まれたから行ってしまうAさんも悪いです。
これが情報弱者の損になります。
僕も人件費のことを気にして、サービス残業をたくさん行っていたときがあります。
サービス残業なんてしても、賃金は発生しないし消耗するだけなので、絶対にやめましょう。
3.上司に相談してみる(いきなり相談はNG)
「上司に相談してブラック企業の洗脳を回避できるならとっくにやってるわ」
こんな意見もあると思います。
しかし、それはいきなり明確な根拠もなく上司に相談していませんか?
先ほど紹介したように、
- あなたが抱いている疑問や不安を明確にする
- 現代の働き方を知り、あなたの働き方と比べてみる
少なくとも、上記のことをしっかりまとめてから上司に相談しましょう(ノートなどに書いて整理するのがいい)
相談内容をまとめたら、上司にしっかり時間を作ってもらい、話し合いにのぞみましょう。
あなたの意見の本気度が伝われば、いくらブラック企業の上司であれ逃れられません。
戦う前の事前準備は万端に!
ちなみに、相談する時間も就業時間内にしましょう。
それができない場合は、残業をつけてでも労働時間に含めるべきです。
仕事に関する相談なので、給与が発生して当然です。
4.転職する
1〜3の回避方法を試しても話しにならない、3の相談すらできないという状況であれば、きっぱり転職することをおすすめします。
どうしてかというと、企業側はあなたを必要としていないのです。
話しを聞いてくれない、話しを聞いてもあなたの意見を尊重してくれないということは、あなたというかけがえのない人材を大事にしていない証拠。
あなたという1人を大事にできない企業にこれ以上依存して、なんの得がありますか?
僕はマクドナルドに骨を埋めるつもりで入社しました。
「もう2度と転職することはないだろう、マクドナルドで出世してやる!」
7年後、
- 毎日残業(9割サービス残業)
- 休日出勤当たり前(給料発生しない)
- 人がいないので休めない
など、消耗しまくってうつになり、転職。
今では、好きなことを仕事にして、プライベートも充実しています。
「どうしても今の職種がいい」→同じ職種ならスムーズに転職できます。
「他の職種は未経験」→未経験歓迎の転職先はたくさんあります。
あなたもブラック企業に洗脳されて、身体を壊す前に転職しましょう。
まとめ|ブラック企業からの洗脳とは?

記事のポイントをまとめます。
ブラック企業からの洗脳とは?
- 会社の非常識が社会の常識だと教育される
- 会社のトップが昭和のような考えだと、新しい働き方は批判される
ブラック企業の洗脳を回避する方法
- 理不尽と思っていることは軽視しない。現代の働き方を知る
- 事前準備をしっかりして上司に相談する(いきなり相談はNG)
- 最終手段は転職。消耗し続けるのがわかっているなら転職しよう
あなたが気づいていないようで、ブラック企業からの洗脳は確実にあるんです。
もし、「どうしたらいいかわからない。1人で悩みすぎて狂いそう」なんて人は、転職サイトに登録だけでもしておくことをおすすめします。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。