今日のヒルナンデスは料理の超キホン検定と称して、料理するなら知っててあたりまえな常識確認でした。
全7問のクイズ形式でしたが、めんつゆのうすめ方が1番驚きました!
最後には中華料理の五十嵐美幸シェフが教えてくれた、家庭で作れるパラパラチャーハンのレシピもまとめておきますので、ぜひご覧ください。
見出しをタップで好きなところから読めます
3倍濃縮に対してめんつゆ1、水3は間違っている

よくめんつゆなどに、「3倍や5倍にうすめて使用してください」という意味で◯倍濃縮などの表示があります。
わたしなんかはつゆに対して、「3倍の量の水やお湯でうすめればいいんだろ?」なんて考えていたのですが、これが間違いでした。
3倍濃縮とは、めんつゆ1に対して水2が正しいそうです。
食品メーカーいわく、この表記で間違う人が多いそうです。
そのため、近年では商品のパッケージに説明書きを入れているそうなので、機会があれば確認してみてください。
あなたの家のそばやうどんがうすいのは、めんつゆのせいじゃないですよ。
うすめかたが間違っていただけです。
そんな間違いしていたのはわたしだけか…(笑)
塩少々と塩ひとつまみの違いは、使う指の本数だった
感覚的には同じように聞こえても、ぜんぜん違う意味がある少々とひとつまみ。
少々は親指と人さし指の2本でつまむ程度の量です。その料理の味を整える程度で使われます。
ひとつまみは親指と人さし指、そして中指の3本でつまみます。しっかり味付けしたいときに使いましょう。
これは意外と知らない常識だと思います。
くりいむしちゅーのハナタカにも出てきそうな問題でした(笑)
スポンサーリンク
材料の切り方は、切ったあとの形からつけられていた

だいこんを切ったとして、上記の画像の切り方すべて答えられますか?
①は輪切りです。
これはかんたんでしたね。料理していない人でも答えられます。
②は半月切りです。
輪切りにしたものをさらに半分に切った状態です。
その状態がお月さんの半月に似ているところから、半月切りと名前がついたそうです。
③はイチョウ切りです。
半月切りにしたものをさらに半分に切った状態です。
言われてみればイチョウに似ているように見えますが、他になにか例えはなかったのかな。
おかしい。
わたしが料理でよく使うブツ切りが出てこなかった(笑)
油の温度を知るには、ころもの動きをみていればOK
なんとなーく違うっていうのは聞いたことがあると思いますが、どのぐらい違うか下にまとめておきます。
160℃前後 | ころもが一旦なべの底に沈み、少ししてから浮き上がってくる |
170℃前後 | ころもはなべの中頃まで沈み、浮かんでくる |
190℃前後 | ころもはほとんど沈まずに、なべの中でパーッと広がる |
たしかになるほど~って思うんですけど、けっきょく具材をなべに入れたら温度が下がるんですよね…。
そのコントロールをするにはやっぱり温度計が必要だと思います。
今どきは1,000円以下で買えるので、少しのぞいてみてください。
ステーキを焼くときにやりがちな間違い3つ

クイズ形式で3つ紹介されていました。ただし1つは、ステーキと関係ないじゃんと思ったのはわたしだけではないはず!
☆塩こしょうは、肉を焼く直前にする
先に塩こしょうして、味を染み込ませておく~という考えは間違いでした。
時間が経てば肉は固くなり、肉汁が出てしまって旨味が逃げちゃいます。
☆肉をひっくり返すのは1度でOK
「まだかな、まだかな」と期待をこめつつ、ついつい何回もひっくり返してしまいます(笑)
しかし、これも肉汁がムダに出てしまう原因になるのでやめましょう。
焼肉屋でも使える豆知識なので、ぜひ覚えておいてください。
☆キノコは水洗いすると、味や風味が落ちる
これがステーキと関係ないこと(笑)
味や風味を落とさないようにするには、キッチンペーパーなどをぬらしてふくのがいいそうです。
家庭でステーキを焼く際に、おいしく焼けるコツも紹介されていたので、まとめておきます。
- フライパンをきちんとあたためておく
- 片面を20秒強火で焼き、そのあとは弱火で2分焼く
- ひっくり返して裏面も同じように焼く
※暑さ1.5センチ、150gの肉の場合です。
スポンサーリンク
イクラと筋子の違いは、膜で包まれているかいないか
魚の種類でイクラ、筋子と変わるわけではなかったんです。
かんたんに言えば、筋子には膜がついていますがイクラにはついていませんよね?
その膜があるかないかで、イクラと筋子を分けています。
膜がついている筋子のほうが幼く、イクラのほうが成長している状態です。
チャーハンをパラパラにしたければ、タマゴは軽くまぜるだけでいい

チャーハンを作るときは、あたたかいごはんとタマゴを先に混ぜておくことでパラパラにできます。
しかし、ポイントとしてタマゴは絶対に混ぜすぎないこと!
ごはんとタマゴを混ぜすぎるとごはんのねばりが出てしまい、チャーハンがパラパラにならなくなります。
ボールの中でタマゴをつぶし、1~2回だけ混ぜればOK。
ヒルナンデスの放送中に紹介された、チャーハンの材料と作り方ものせておきますので参考にしてください。
材料(二人前)
- ワケギ(なければネギ)2本
- ごま油大さじ1
- 豚ひき肉100g
- かつおぶし5g
- ごはん250g
- タマゴ1個
- しょうゆ大さじ1と2分の1
作り方
- ワケギを2~3ミリの小口切りにする
- 熱したフライパンに、ごま油を入れ豚ひき肉を炒める
- 豚ひき肉が炒め終わったら、かつおぶしを投入
- ボールにごはんとタマゴを入れ、軽くまぜておく
- フライパンにごはんとタマゴを入れ、強火にする
- しょうゆを鍋肌から回して入れる
- ワケギを入れ、軽く炒める
ヒルナンデスの料理の超キホン検定まとめ
今日の放送分のまとめです。
- めんつゆの3倍濃縮とは、めんつゆ1に対して水2
- 塩少々は指2本、塩ひとつまみは指3本でつまむ
- 輪切り、半月切り、イチョウ切りの名前は形からきている
- 油の温度はころもの動きで見極める
- 肉の下味は焼く直前に行う。ひっくり返すのは1回でOK
- いくらと筋子の違いは、膜の有無
- チャーハンを作る際、ごはんとタマゴは軽くまぜるだけ
どれも家庭で使える料理のキホンでしたね!
さっそく明日から使っていきましょう。
読んでいただきありがとうございます。
他の記事もよろしくお願いします。

